諏訪のサクラもやっと満開で、今日もいいお天気です。

私は最近ほぼ毎週末の夕食にイズミヤへ行っていた。
"イズミヤ"は私が小学生から高校卒業まで暮らしていた叔父と叔母の家で、飲食店を営んでいる。
この前の日曜日に行くと叔父があらたまった感じで言った。
「もしよかったらさ、この3階に住んでもらえないか。
店は俺たちの代で閉めるけど、俺たちには子供がいないからお前にこの家を継いでもらいたい。」
"3階"というのは、私が暮らしていた最上階だ。
3階は独立していてキッチンなどもあり、広い客間と他に2部屋ある。
今は誰も使っていなくてそのまま残っている。
先月くらいに、突然ayuが「ママが子供の時に住んでいた部屋が見たい。」と言い出して叔母と一緒に3階に行った。
ayuは「うわぁいいなぁ。赤毛のアンのお金持ちのおばあちゃんちみたい!ayuもここに住みたいなぁ」と目をキラキラさせていた。
3階の客間は、ちょっとしたシャンデリアが下がっていて壁紙やカーテンなども西洋っぽい。
そして、埃はかぶっているものの家具や私のピアノもそのまま置いてあるからayuにとっては魅力的に見えたのだろう。
そして私もその時、「ここにまた住みたいな。」と思ったのだった。
でも、学生時代に私は叔父や叔母に大変な迷惑をかけた悪ガキだったから「またここに住みたい」なんてとても言えなかったし、まさか「また住んでほしい」と言ってもらえるとも「家を継いでほしい」なんて言ってもらえるとも思ってもみなかった。
私は叔父から言われた帰り道、松本までの30分車の中でずっと泣いていた。
私も愛されていたのだと。
私にも"家"があったのだと。
神様は信じていないけど
天国にいる誰かが私の暮らしていた部屋を見に行くようにayuを動かしてくれたのではないだろうか。
そしてきっと、そんなayuの様子を見て叔父と叔母が動かされたのではないだろうか。
本当にありがとう。
叔母と叔父は、私が諏訪の仲間から今でも"イズミヤ"と呼ばれていることは知らないけど
私は、また本当に
"諏訪のイズミヤ"に戻ります!


Comments
satomi
おひさしぶりです pasちゃん。
読ませてもらって その光景が鮮明に
頭に浮かんできたよ。よかったなぁ・・って
じーん としたりしました。
大阪の桜は もう 葉っぱだらけで
新しい緑が目にまぶしいです。
Rena
お。SATOMIちゃんいるし。
pastelmilkの掲示板でなんなんだけど、元気か?
高校生の頃というとさ。
たとえばたるんできた肌や、ちょっと出てきたお腹を見れば、あの若かった頃に帰りたいと思うのかもしれない。
しかしあれは、精神的には、じつはみんなが嫌って、ほんとは戻りたくない人生の季節なんじゃないだろうか。
わたしは客観的にも、そして自分で思い返しても、あの頃幸せだったはずなのに、それでもどうしてか自分の人生を反芻するとき、意識的に20代の昔を振り返ったつぎは、小学生までその間をトバしてしまう。
それはきっと、今も克服できていない、そしてこの先、人生が終わるぎりぎりまで闘いつづけなければいけない自分の弱さとか醜さの、その根源(ルーツ)を心に置いてしまったのがその頃だったからじゃないだろうか。
けれども、もうそろそろタイムマシーンをあの頃に合わせて、どこかでまだ抜けきれないトゲのような、あの頃地面に突き刺していた鋭利な涙をひとつひとつ抜いていかなきゃいけないんだろう。
タイムマシーンで小学生のわたしに会ったなら、その子の涙をぬぐえる自信はあるけど、高校生のわたしと向き合ったら、正直かなりしんどい。
それさえできたら高校生のお肌に戻れるというのならまだいいのだけど。。
ま、それはそうと、pasちゃんがどんなワルガキだったのかにはキョーミシンシン。
SATOMIちゃんも、けっこー、、、な感じもするし。。。
ちなみにわたしはスカート長めでまじめでした。
pas
>SATOMIちゃん
お久しぶりです♪
なんだか通じていて嬉しいなぁ。
本当にありがとう!
こちらも今週の雨で桜は散っちゃったけど
これからの新しい季節にワクワクしています。
>Renaちん
そうだね、ほんとは戻りたくない人生の季節。
あの頃を思い返そうとすると、仲間と楽しく過ごした反面なぜかお腹にズンと重いものを感じる。
だけどその重いものから逃げ出した自分とやっと向き合えるような気がして嬉しい気もしています。
私の悪ガキなんて、たぶんSATOMIちゃんにはかないませんが(笑)Renaちんの高校生時代を想像すると、どうしても桜塚やっくんが出てきて他の姿が想像できません。
pas
そういえば、当たり前のことのようで気付きませんでしたが
スカートはいてたのね。
Rena
そりゃ気づかないでしょ
当たり前のことですから
pas
てへっ
そりゃそうよねRena先輩♪
スカートが長い時代と短くなった新時代の狭間に私はいましたが、まだ信州ではスカートが長い時代に修学旅行で大阪に行ったらすでに新時代が到来していて、私たちは大阪の学生に「ヤンキーだ!」と追いかけられました。